ラウンド型ハンドルノブの作り方

紫檀を使ってラウンドハンドルノブを作ってみました。
IMG_0732のコピー
ハンドルノブには色々な作り方がありますが、今回は自分なりのノブの作り方をご紹介します。

ネット上でもリールのノブを自作される方は意外と多いようで、紹介されている方法も十人十色な感じです。中でも最も簡単な方法は既製品のノブの芯を取り出して加工し、自分で作ったノブに埋め込むという方法だと思います。これならベアリングを収めるスペースを作る必要が無いので楽に作れます。

ただこの方法をとると純正のノブを壊す必要があるので、価格の高い純正ノブを壊すのに抵抗がある方は自分でベアリングの収まる芯を作らなければなりません。そこで今回は、なるべく特別な工具(ボール盤等)を使うことなく芯を作成してノブを作る方法を紹介していきたいと思います。

用意するもの
・木材(花梨、紫檀、黒檀等お好みで。手で削り出す場合硬すぎる木材は避けた方が無難です。)
・アルミパイプ(外径9㎜内径7㎜1本、外径7㎜内径6㎜1本)
・ステンレスネジ(10㎜程度でなるべく頭が小さく細い物2本)
・アルミ板(厚さ1㎜程度のもの。蓋に使います)
・卓上小型旋盤(YH-100等の安物でOK)もしくはカッターナイフ
・金属用糸ノコギリ(アルミパイプの切断に使用)
・ミニルーター+複数のドリルビット(ノブの穴開け用)
・サンドペーパー(60番~1000番まで複数番手あれば良いです。)
・瞬間接着剤(出来るだけサラサラの粘度の低い物)
・好みに応じてセルロースセメント等のコーティング剤(そのままの木の質感を楽しみたい場合無くてもOK)

ラウンドノブを作る場合、出来れば旋盤を購入した方が遥かに楽です。Amazonで2万円くらいで買えます。
カッターナイフでも可能ですが、加工できるのは柔らかい木材に限られ時間も掛かるし結構疲れます。
ミニルーターは穴を空けるために必要なので必ず用意しましょう。

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今回使用するのは長さ12㎝ほどの紫檀材。既に旋盤で円柱にしてます。これを半分に切って旋盤で加工し、

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形を整えたらサンドペーパーで表面をきれいにします。

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次にルーターでパイプを通す穴をなるべく真っ直ぐに貫通させ、9㎜のパイプが通るように少しずつ穴を広げます。

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穴開けが終わったらルーターで蓋を取り付けるスペースを彫ります。
紫檀が硬すぎてえらい苦労しました。終わったらネジ穴も空けておきます。

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続いてアルミパイプで芯を作ります。7㎜のパイプが9㎜のパイプ内に収まるように7㎜のパイプを全体的にサンドペーパーで削ります。9㎜のパイプにベアリングが入りにくい場合は9㎜のパイプ内も少し削ります。2つのパイプがきれいに重なるようになったら9㎜のパイプは32㎜、7㎜のパイプは18㎜を目安にカットして(2、3㎜長めにカットしてやすりで調整する)ベアリングとともにハンドルに付けて内側のパイプの位置を調節します。ネジを締めて回らないようであれば内側のパイプが長いので、少しずつ削って長さを調節します。パイプの長さと位置が定まったところで2つのパイプを接着。

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次にアルミパイプで作った芯を瞬間接着剤でノブの穴に取り付けます。この時好みに応じてノブにクリアー塗装を行います。

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今度はアルミ板で蓋を作ります。コンパスで円を描いてアバウトに切り取り、ペーパーでなるべく真円になるよう形を整えていきます。(フリーハンドでも結構出来るものです)それが出来たら両サイドにネジ穴を空けます。

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これでようやく全てのパーツが揃いました。あとは取り付けるだけです。

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とその前に身体測定。21.6g…やはり硬い木で作ると重たくなりますね。

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14ステラのハンドルに付けるとこんな感じ。  そして…

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出来ました!紫檀ハンドルノブ。とりあえず見た目はまずまずです。

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全体的に多少エレガントな雰囲気になったでしょうか?

しかしこの後問題発生。実釣には影響しませんがノブに空けた穴のセンターが微妙にずれており、ノブの回転にブレが生じてしまいましたorz回転調整するのを忘れて芯を接着したのが失敗でした。

もう一個別の形状のノブを作ろうと思っているのでそちらは失敗しないように頑張ります。
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