当面の間熊本市外への釣行を自粛します

最近毎日新型コロナのニュースを見ていると、
そろそろ自分も釣りを自粛しなければならないかな?
と思っていたのですが、
昨日ついに47の全都道府県に緊急事態宣言が発令されたことを受け踏ん切りがつきました。

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今回は私が自粛に至った経緯と一緒に、
自粛することの意義について私なりの考えを雑記に記したいと思います。

今週末の土曜日とか本当にいい感じの時化で天草は絶好のヒラスズキ日和ですが、
いろいろ悩んだ末、行かないことに決めました。

地元の知り合いの方からは「いい時化だからおいでよ」と優しい言葉を頂いていたのですが、
現状を踏まえるとその言葉に甘えてしまうのは最善ではないかな。と考えたからです。

コロナ騒動で経済活動の自粛が続き疲れている方も多く、
その影響で人と接する機会の少ないキャンプや釣りなどのアウトドアが注目を浴び、
コロナ疎開という言葉も出てきて新しいですが、

こういう時ってみんな考えることは一緒なんだなと改めて思いました。
たとえば、
「町中の娯楽は人と接する機会が多いから危ない」

「それなら開放的で自然豊かなところへ行く趣味なら危険は少なくストレス発散できるだろう」

「いざ現場に着くと予想以上に人が多い」

ということになるのは簡単に予想できます。

これは磯ヒラや渓流釣りにも当てはまることだと思います。

普段より地磯を訪れる人が増えるなら、
マナーを守らない人とバッティングしてしまうことも増えます。
そうなるといらぬトラブルになる可能性も高まります。
ストレス発散に来たのにかえってすごいストレスを受けるのは避けたいですよね。

更に、釣り場へ人が集まるとそれだけで地域住人の方の迷惑になるだけでなく、
市内からウイルスを持ち込み地元の方の感染リスクを高めてしまいます。

そんなことが起こるのは本当にまずいです。

世界中がコロナでごたついている中、
食料輸入がいつまで正常に行われるかわからないことを考えると、
釣り場周辺で農業や漁業など食料生産にかかわる地域の方の健康を守るのは、
国家にとって非常に大切な意義のあることだと思います。
冒頭の地元の知り合いの方も農業を営んでいます。

また、このような地域には高齢者の割合が多く、
逆に病院は少なくキャパも小さいというのがほとんどです。

先日、大学時代に過ごしていた三重県でこんなニュースを見つけました。

町外からの釣り自粛を、呼び掛け 尾鷲・三木浦」 出典:中日新聞

また渡船の休業も起きています。
新型コロナの感染防止で釣り客向けの渡船が14日から休業 三重・尾鷲市
出典:CBCニュース

こういう事態を目の当たりすると、
やはり他人事ではなく、自分も少しでも感染拡大防止に協力するのが筋だろうと感じます。
釣り人のせいでこのような地域にまで感染を広めては、
釣り人だけでなく、釣りという趣味そのものの地位を落とすことに繋がりかねません。

すぐ近くに大阪や名古屋などのクラスター発生地域を抱える三重県とは事情が異なるかもしれませんが、
熊本もすぐ上に福岡があり毎日大勢の人が行き来していますので、
今後市内で爆発的に感染者が増えることだって考えられます。

そして今回のウイルスの怖いところは、
感染しても感染力を有したまま自覚症状が現れなかったり、
重症化した場合の死亡率が極めて高いところです。

感染しても無自覚のまま釣りに行って途中のコンビニに寄ったり、
ガソリンスタンドで給油したり、
飲食店で食事したり知人と話したりするだけで、
その地域に感染を広める恐れがあるということです。

天草へ釣りに行くだけでここまで考えるのは大げさと思っている方も沢山いらっしゃるかと思いますが、
そもそも目に見えないウイルスが相手なので、
対策はやり過ぎなくらいで丁度良いのでは?というのが私の意見です。


あと、正常性バイアスというものもありますよね。

簡単に言うと人間が自身の平穏を保つために、
無意識のうちに自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価してしまう特性のことなのですが、

自然災害や事件などに巻き込まれた緊急時はこれが仇となって逃げ遅れたり、
より深刻な事態に進んでしまう選択を取りがちになります。

磯ヒラでもよく聞く話ですよね。

結構な波が来ているのに「これくらいなら大丈夫」と思って前に出て波にさらわれたり、
そろそろ暗くなってきて帰らなきゃいけないけど「まだまだ大丈夫」と思って帰りの山道で遭難したり。

個人的に磯ヒラという釣りはかなり制欲を求められる釣りのジャンルだと思っています。

すぐに投げたい気持ちを抑えてセットの波を待ったり、
磯の入り口に先行者の車が止まっていたら釣りたい気持ちを抑えて別の場所へ移動したり、

そうやって苦労して捕る貴重な一本だから他の魚より釣れた時の喜びが大きいのかもしれないですけどね。
(そもそも時化と休みの日が合わないとなかなか釣れないというのもありますが・・・)

今回のコロナも正常性バイアスにとらわれて、
「自分一人誰もいない磯へ釣りに行くくらいなら大丈夫でしょ」とか思っていると、
後からとんでもない事態に発展するかもしれないです。

前回のブログの記事の最後とは全く逆のこと言ってますよね。
考え方を改めました。

万が一磯で怪我して病院へ担ぎ込まれでもしたら、
コロナの影響でただでさえ忙しい医療従事者の方たちにとんだ迷惑を掛けることになりますし。

これから病院の患者数が増えることを考えると、
今のうちからとにかく病気や怪我をしないような行動を心掛けて、
絶対に病院のお世話にならないようにすることが大切だと思います。

4月17日現在、
熊本県の新型コロナウイルスの感染者数は31人と全国的に見てそれほど多くない部類となっていますが、
この数に「まだこれくらいなら大丈夫」と安心するのではなく、
これ以上増やさないような努力や取り組み、
欲を抑えた行動の変化が今一人一人に求められているんじゃないかなと思います。

とまあそんなことをあれこれ考えているうちに全国の緊急事態宣言が発令されたので、
しばらくの間は天草などの市外へ釣りに行くことも自粛しようと思い至ったわけです。

これからしばらくの間は休日に買い出しや運動以外の外出を控え、
フックのバーブレス化や久しぶりにルアー製作などをして過ごそうかと思っています。
ゴールデンウイークも多分どこにも行きません。

本当に、早くおさまってほしいですよね。
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Comments 1

小物界の大物狙い  

至極まっとうなご判断かと
その間の道具いぢりの更新、
期待しております

2020/04/21 (Tue) 17:10 | EDIT | REPLY |   

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