ルアーのリペイント

ハンドメイドルアー製作を続けていると自然と身につくエアブラシの技術。

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色塗りたーのしー!

中古コーナーでルアーを探しているとき、
安くて自分の欲しいルアーなんだけど、欲しいカラーではないことってありますよね。
そんな時あなたならどうしますか?購入を見合わせますか?
自分は迷わず購入します。

また、釣り場で使えそうにないくらい塗装が剥げまくってボロボロになったルアーを見つけたとき、
これも迷わず拾います。

そして、買ったはいいけど実績が無く、
なんとなくカラーも気に喰わないからタックルボックスの肥やしになっているルアーの存在を思い出したとき、
サンドペーパーでそのルアーの塗装をバリバリ剝がします(笑)

そう。
ルアーのリペイントが出来ればルアー代を節約出来るだけでなく、
目的に合った自分の欲しい色のルアーをいつでも手に入れることが可能になります。

今回は最近リペイントした市販ルアーの紹介です。
基本磯ヒラ用なのでみんな視認性重視のカラーに塗ってみました。

まずはタックルボックスの肥やしになっていたサイレントアサシン140F。
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こういうカラーはパールクラウンって言うのかな?

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もともとは廃盤になったキビナゴカラーだったんですが、
ルアーボックスの中がナチュラル系ばかりで、ホワイトパール系が少なかったのでこの色にしてみました。

次は海岸で拾ったストロングアサシン103F。
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もとのカラーはボロボロになったレッドヘッド。
赤いヘッド部のみ残してボディの塗装を剥いでクリアにし、
側面にメッキテープを張ることでキビナゴっぽさを出しました。
アルミテープではなくメッキテープというのが味噌です。
普通のアルミテープはセルロースセメントでコーティングすると、どうしても後から白っぽくくすんでしまいますが、
このメッキテープにはそれが無く、コーティングしても金属的な反射のきらめきを保ってくれます。

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背中はマニキュアのラメを混ぜ込んだディープクリアブルーでナチュラル感を出し、
ピンクヘッドで視認性を上げてます。
白いサラシの中では黄色いチャートよりも濃いピンクの方が面積が少なくても見つけやすいです。

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腹側はあえて何も塗らずにクリアにして背中からの光が透過するようにしています。
最近クリアカラーのミノーが減ってきている気がしますが、
目のいいメバルのような魚にクリアカラーが有効なのは周知の事実。
ヒラスズキにも有効なカラーだと自分は考えています。
因みに作り方は簡単で、サンドペーパーで塗装を剥ぎ取ったら更に目の細かい番手で表面を綺麗に磨き、
透明度の高い綺麗なセルロースセメントにドブ漬けして乾燥させるだけ。

お次は、気に食わないカラーだけど中古で購入して忘れ去られていたK‐TENブルーオーシャン115S。
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実は今回のリペイントで最も期待しているカラーリングです。
もともとは背中が黒、側面が経年劣化で黄ばんだパール、お腹が赤っぽいピンクだったのですが、

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視認性を上げるために背中をドピンクに

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腹側には同じくピンクを吹いた後にチャートを吹いてオレンジに

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そして側面にはブラックを吹いた後にトルマリングリーンを吹いてメタッリックグリーンにしました。
こうすることで、ローリングアクション時に激しく交互に色の明滅を起こしてアピールするのが狙いです。
チャートバックオレンジベリーパールと同じ理屈のカラーですが、
黒っぽい側面が違ったインパクトを与えるんじゃないかと期待しています。
因みにこいつは前後のウェイトを抜いてフローティングにしました。
どう考えてもあのお尻のシャラシャラは要らない。

次は気に食わないカラーだったけど中古で安かったから購入したリップルポッパー115
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もとの色は劣化して黄ばんだパールホワイトに、頭の先っちょにだけちょろっとオレンジが吹いてあったカラー。
ガリガリ削りまくって完全にクリアにし、

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これも背中をピンクにして視認性アップ。

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お腹は普通にパールホワイトを吹きました。
おそらく普通に釣れると思います。

最後は学生時代に購入し、最近は自作ルアーに出番を奪われて肥やしになっていたポップクイーン105。
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もとのカラーは劣化したレッドヘッド。

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背中はディープクリアブルーを吹いた後にターコイズグリーンをサラッと吹き、ヘッドはドピンク。

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腹側は中心部のみホワイトパールを吹き側面の光が透過するようにしました。
ポップクイーンは内部の反射板を生かしたカラーリングのルアーなのでクリアの部分を最大限に活用します。

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しっかりボディを削ったので側面の透明度が復活しキラキラ反射します。

いかがでしたか?
ラインナップに無い自分の独自カラーのルアーって心惹かれませんか?(笑)

このリペイントにはちょっとだけコツがありまして、
サンドペーパーで塗装を剥ぎ取るときにしっかり下地のプラスチックも削り取ります。
感覚的には0.3㎜くらい全体の表面を削ってしまいます。
こうすることで、塗装後にコーティングしてもボディの厚みの変化がある程度抑えられ、
ルアー本来のアクションのレスポンスを保つことが出来ます。

コーティングも2~3回に留めておいた方が無難です。
ハンドメイドルアーの感覚でコーティングを重ね続けると強度は増しますが全く泳がなくなりますので・・・


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ああ~早く実戦投入したいよう。
週末時化て下さいお願いします(笑)

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Comments 2

こに  

はじめまして!

ルアーの作成、リペイント、釣行記等いつも楽しみに見させてもらっています(^^)
僕も四国で磯ヒラ専門でやってますが、共感出来る部分が多々あります^ ^

2017/04/24 (Mon) 16:48 | EDIT | REPLY |   

esca  

Re: はじめまして!

>>こにさん

はじめまして!コメントありがとうございます!
こんな嬉しいコメントを頂けるとモチベーションが上がります!

磯ヒラ楽しいですよね~四国のフィールドは羨ましいです。
不定期更新で恐縮ですが、
今後も細々と続けていきますので暇なときにまた遊びに来てくださいね(笑)

2017/04/25 (Tue) 03:08 | EDIT | REPLY |   

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