改造!15ツインパワーにマイクロモジュールギアを組み込む

タイトル通り、15ツインパワーに14ステラのMMギアを組み込みます!

15ツインパワー改造
興味のある方はどうぞ。

初めに、MMギアといってもドライブギアではありません。

14ステラのドライブギアはそれほどマイクロモジュールな感じではないし、
組み付けるためにはピニオンギアも一緒に交換する必要があり、
さらにピニオンを交換するとローターとスプールまで14ステラにせざるを得ないのでそこまではやりません(笑)

そこで今回は以前書いた記事「14ステラと15ツインパワーを同時分解!」で、予告したとおり、
15ツインパワーの「ウォームシャフトギア」と「中間ギアS」をマイクロモジュールギア化します!

では早速取り寄せた14ステラのパーツを使って改造開始♪

改造するのは15ツインパワー4000HGなので14ステラ4000HGのパーツを使用しましたが、
中間ギア(S)とウォームシャフトギアは同番手で共通なので14ステラ4000のものでも大丈夫です。
IMG_1659.jpg
左から
No.192 中間ギア(S) 700円
No.174 ウォームシャフトギア 800円
No.191 摺動子ガイド(B) 300円
No.196 摺動子ガイド 300円

ただ単にMMギアを入れるだけなら中間ギア(S)とウォームシャフトギアだけでOK。
自分は摺動子ガイドもステラのものに交換したかったので一緒に注文しました。
爪の先で触ると分かりますが、ツインパワーよりステラの摺動子ガイドの方が気持ち表面がツルツルしています。
少しは回転が軽くなればいいのですが・・・

IMG_1660.jpg
まずは15ツインパワーをサクッと分解。
一応ローターナットを外す前にポスカで締め込み位置を印しておきます。

IMG_1661.jpg
いつもの要領でどんどん分解していき、

15ツインパワー分解
あっという間にバラバラ。ついでにベアリングとギアのメンテナンスも行いました。

15ツインパワーを改造
パーツを交換するのはここの部分。
ドライブギアと違い、この部分だけはマイクロモジュールギアの恩恵を受けれそう。


と、ここで前回の記事の話になりますが、
前回14ステラと15ツインパワーを同時に分解してパーツの互換性を調べた際、
14ステラから取り出した中間ギア(S)がどうしても15ツインパワーに入らず、
組み込むには加工が必要だということを書いてたんですが、
今回注文したパーツも本当に入らないのかもう一度試してみたところ…

マイクロモジュールギアを入れた15ツインパワー
なんと無加工で入ってしまいました!しかもちゃんとクルクル回ります。
確かにステラの中間ギアはツインパワーの中間ギアより若干長いので非常に入れずらかったのですが、
どうやらパーツ精度の誤差みたいで、前回14ステラから取り出したギアは入らなかったのに、
今回新しく注文して取り寄せたギアは何とかギリギリ無加工で取り付けることが出来ました。

ただ本当にわずかな誤差なので、もし購入したギアがどうしても入らない場合、
ギアの下端をほんの少し削ってやるだけですんなり入ると思われます。

マイクロモジュールギアを入れた15ツインパワー
今回の改造で1番の障壁であると予想していた中間ギアがあっけなく組み込めたのであとは簡単。
ウォームシャフトと注文したウォームシャフトギアを組み込み、

IMG_1666.jpg
摺動子ガイドをステラのものに交換して、

改造した15ツインパワー
後は普通に組み上げていきます。

マイクロモジュールギアを入れた15ツインパワー
回転調整とか色々して地味に時間かかりましたが、これにてMMギアの組み込みは完了です。
パーツを2か所交換するだけなので、普段から自分で分解調整している方なら簡単にできる改造だと思います。


では、実際にMMギアを組み込んだ15ツインパワーがどう変わったのかというと、

まず、ギアノイズは確かに低減しました。
高速でハンドルを回転させて手を離した時の音、振動が14ステラと似た感じになります。
(全く同じにはなりませんが…)
また、改造前と比べて若干回転が軽くなり、初動に必要な力も小さくなったように思います。
と、このような変化はしっかり感じ取れるくらいには変わりますが、

肝心の巻き心地はステラ程良くはなりません。
確かに多少ステラに近付きはするのですが、劇的な変化はあまり感じられません。
ボディやローター、各種ギアの素材と形状が異なるので、
中間ギア(S)とウォームシャフトギアをMMギアに交換しただけでは、
14ステラのようなあの特殊な巻き心地は再現できませんでした。

14ステラの巻き心地にMMギアが関わっていることは間違いないと思いますが、
どちらかというと、コンパクトにまとまった特殊な形状のアルミローターの方が大きく関与しているようで、
如何に14ステラが練りに練られた設計がなされているかを今回の改造を通して実感しました。
本当に14ステラのローターは形状、重量ともにバランスがとれており、
アルミ素材で出来ていながら軽快な巻き心地を作り上げていると思います。
(アルミ素材だからこそ出来ることなのかもしれませんが)

まとめ

15ツインパワーはそのままの状態でも十分滑らかな巻き心地なので、
今回の改造を施してもあまりメリットを感じることは出来ないかもしれません。
ただしデメリットもそれほど無いので、少しでもギアノイズを抑え軽い巻き心地を目指したいのであれば、
今回の改造を行うのも一考の価値があると思います。

最後に、
決まり文句ですが、この記事を読んで改造に挑戦される方はくれぐれも自己責任でお願いします!
もし失敗したり何か不明な点があればお気軽に当方に質問してください。
出来る限り力になりたいと思います。





  14ステラ4000HG   15ツインパワー4000HG

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Comments 6

レッド  

初コメ失礼致します。ブログの記事大変興味深く読ませていただきました。
自分はカスタムしようとしているわけでは無いのですが、先月15ツインパワー5000XGを新品で購入し、使ってる内にいくつか不具合とみられる箇所が見つかり、質問したいと思いコメントさせて頂きました。。
ブログを見させていただく限り大変詳しそうなので、分かる範囲で構わないので教えて頂けませんか?

まず、1回目の使用時にルアーをキャストし、リトリーブしているとスプールが上下頂点に来る度に、ほぼ毎回コツコツといった引っ掛かりのような振動を感じました。ルアーを引いてると魚のアタリと間違えそうになるくらいの振動です。強いテンションで巻いてる時は分かりずらく、糸フケを取るような巻き方をしてるとわかりやすかったです。
2~3回その状態で使用していたのですが直らず、4回目の釣行時に過って地面に落としてしまいました。(車のシート→車のドア下部のボディ→砂混じりの地面を転がるように)幸い砂が多少クッションになったのか大きな傷は付きませんでしたが、スプール本体には引っかき傷のような傷が少し付きました。
所が、その落とした後の釣行からスプールが上下頂点に来る度にコツコツ振動していた症状が気にならなくなりました(ほぼ症状が無くなりました。)気のせいかもと思い、その次の釣行でも確認しながら使いましたが、不思議なことにやはりコツコツはほぼ消えていました。

ただ、落とした時にローターの内側に砂が結構入ってしまったので、砂を取り除く為ローターを外しました。(この際フリクションリングまでは外しましたが、クラッチ部までは空けていません。)
更にこの時、リール本体下部にあるカバーを外す為のボディ内部にあるプラスネジ(3mm程のゴム栓を取った穴の下)の場所を確認する為、爪楊枝で少し探った際、ギア部のグリスが少し爪楊枝に付いてきてしまったので、その穴から少しシマノの純正グリスをギア部に爪楊枝で注油してしまいました。
その後は普通に組み直したのですが、ローターナットをピニオンギアのネジ部に締めるとき、ピニオンギアのネジ部が少し指で引くと少し上下したのを覚えています。一応メインシャフトにはios1オイルを注し、ローターナットも元の締め付け位置と同じ位にしたのですが、この砂を取り除いたメンテの後から別の症状が出て来てしまいました。。
まず、以前より少し巻きが重くなってしまい、ハンドルが下に行く度に必ずコツンという振動が出るようになりました。これは、ハンドルを持ってる状態だと分かりずらいのですが、ハンドルを回して手を離し、惰性で回してる状態だと良く分かります。以前よりハンドルのガタも大きくなったような気がします。

結局メーカーに出すしかないのかもしれませんが、分かる限りで良いので原因と思われる箇所を教えて頂けませんか?
長々とすみませんが宜しくお願い致しますm(_ _)m

2016/03/19 (Sat) 18:10 | EDIT | REPLY |   

esca  

Re: タイトルなし

>>レッドさん

コメントありがとうございます。最近放置気味ですみません。
そうですね~現物を見ていないのであくまで推測になりますが…

まず、上下頂点のコツコツに関してはクロスギアとクロスギアピンの当たり具合に問題があることが多いので、
溝にクッション性の高いグリスを入れてシム調整をすれば改善される可能性は高いです。

以前より少し巻きが重くなったのは、ギアに塗布したグリスがメインシャフトに付着して、ピニオンギアの内側に巻き込まれて抵抗になっているからだと思われます。シマノ純正のグリスは粘度が低くいので、塗布しすぎるとピニオンギアの下部に集まってメインシャフトに付着することがあります。これはスプールを外してメインシャフトにオイルを塗布してもあまり改善されません。一度ピニオン内部とメインシャフトに付着したグリスを完全に除去する必要があります。

ハンドルが下に行くたびにコツンとなるのは色々な原因があるので正直わかりません。
ローターを取り付ける前にピニオンギアが上下に多少動くのは普通のことです。この遊びがドライブギアとピニオンギアの噛み合い、ひいてはハンドルガタの遊びに繋がりますますが、完全になくすと巻が重くなったりギアを痛めます。
ローターナットを絞めるときにピニオンギアとドライブギアの位置関係にズレが生じた可能性も考えられます。
ハンドルのガタが大きくなったと感じる原因もそこかと思われますが、症状が大きくならなければあまり気にされない方がベターです。ローターを取り付けるときはローターナットの絞め位置に加え、ローター自身もセンターが出るように組まないと回転ブレを起こすので、結構難しいところです。

落とした衝撃でどこかのギアに傷が入ったという可能性もあるので、ご自身でのメンテが難しいようならメーカーに出すのが一番かと思います。あまり参考にならなくてすみません。




2016/03/19 (Sat) 22:16 | EDIT | REPLY |   

esca  

Re: タイトルなし

>>レッドさん

以前、09レアニウム2500SでPE0.6号を使用していた際、稀にそのようなトラブルが起こったことがありました。
現在15ツインパワー4000HGをPE2号でヒラスズキで使用していますが、特にトラブルもなく快適に使用できていますよ。
もしかしたらラインの種類や太さで起きたり起きなかったりするかもしれませんが、詳しいことはわかりかねます。
ベールの傾斜については謎ですね~(笑)ローターの重心や回転バランスに関係していると思われますが…

2016/03/20 (Sun) 08:36 | EDIT | REPLY |   

レッド  

お答え頂きありがとうございます。

そうですか、確かに当方の使っているラインはPE1号でどちらかというとしなやかなタイプの方なので太さ等の関係なのかもしれませんね。
指でラインローラーに戻せば良いだけの話なのですが、たまに忘れてそのまま巻くとたるみが出来てしまい、結構煩わしかったもので。。その辺もメーカーに出すことになったら一応聞いてみたいと思います。

カスタムとは関係ないのに色々答えて頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m

2016/03/20 (Sun) 16:52 | EDIT | REPLY |   

15ツインパワー  

マイクロモジュール

初めまして!!

ツインパワーのマイクロモジュール化、当方は断念しました(笑)

16ヴァンキッシュの流用だと、ポン付け交換で大丈夫です。

ただ、14ステラと15ツインパワーの分解比較記事にあるように、ドライブギヤとピにオンギヤ部はマイクロモジュールと言えるのか…です。

実際、16ヴァンキッシュでパーツを取ると、15ツインパワーでドライブギヤが出ます(笑)

ピニオンは15ツインパワーのままでもいけますが、16ヴァンキッシュはci4+系のように不必要な歯の部分を削り飛ばした専用品です。

あと、ウォームシャフトは同型状で、材質違いです。15ツインパワーは銀色のステンレスっぽい重いやつで、16ヴァンキッシュはci4+と同じアルミに表面加工っぽい軽い材質のやつでした。

で、異なるのはここから

中間ギヤL:専用品(16ヴァンキッシュの方が歯数が1個多くてプラ製)
中間ギヤS:14ステラで出て来てましたが、プラ製
ウォームシャフトギヤ:専用品(プラ製)

歯数は数え間違えてるかもしれません…。15ツインパワーが8枚で、16ヴァンキッシュは9枚だったような…。

で、中間ギヤSとウォームシャフトギヤがマイクロモジュールなわけですが、16ヴァンキッシュよりも歯が大きいとは言え、15ツインパワーの方もそこはほどほどマイクロモジュールですよね…!?

ドライブとピニオン以外は、そんなに負荷の掛かるとこではないと思うのですが、プラよりアルミ&真鍮の信頼性を取りました(笑)

当方は軽さと滑らかさよりも、耐久性を選んだ感じですが、16ヴァンキッシュの驚異的な軽さの秘密を知った気が…。

負荷の掛からないとこが柔らかいプラ製なので、もしかするとそこが金属の14ステラよりもゴリは出にくいのではという気もしたり…。

長々コメントすいません!!

2016/06/10 (Fri) 07:27 | EDIT | REPLY |   

esca  

Re: マイクロモジュール

>>15ツインパワーさん

初めまして!コメントありがとうございます。
なかなかマニアックな情報ですね~
負荷のかからない要所要所であえて樹脂パーツを使うことで軽量化と滑らかな巻き心地を目指した説は興味深いです。
今のところ予定はありませんが、いつか16ヴァンキを手に入れたらバラシて確認したいと思います!

2016/06/10 (Fri) 22:20 | EDIT | REPLY |   

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